食器洗い乾燥機(プチ食洗)を買ってみた
移転しました。
食器洗いは面倒でストレスだった
一人暮らしをしていていつもストレスだったのが食器洗い。
ついついシンクに使用済み食器をためてしまって、いっぱいになって、手洗い、うがい、歯磨きをする時にやりずらくなっていました。
食器洗いをすると手荒れしてしまうのもやる気が起きない理由でした。
そこでパナソニックの食器洗い乾燥機 プチ食洗 NP-TCR4 を買うことにしました。
さてどこに置くか
狭い部屋なので食洗機は無理かなぁと思っていたのですが、プチ食洗の寸法と電子レンジを置いているメタルラックを比較してみると、なんとメタルラックに楽々入るサイズじゃないですか!!
他のブログで推されている手動給水式の食洗機は立方体なので逆に場所を取りますが、プチ食洗は薄型なので意外に置けるのです!
というか、「なんでキッチンに置かないの?」と思ったそこのあなた!
我が家は狭めのワンルームなので、キッチンに食洗機を置くとコンロがかなり使いづらくなってしまうためNGなのです。
他のワンルームにお住まいの方は洗濯機の上空にプチ食洗を設置されている方が多いですが、我が家の洗濯機置場はベランダっ(>_<)
なのでキッチンの蛇口から直線距離で1.6mほど離れた場所にあるメタルラックに食洗機を置くしかないのです。
しかし、まだ乗り越えなければならない壁が
それは給水と排水の問題。
まず給水の問題
分岐水栓はどれにすればいい?
みなさまご存知の通り、自動給水式の食洗機を設置するためにはキッチンの水栓に分岐水栓を取り付けなければいけません。
「分岐水栓の種類が多すぎてどれを買えばいいかわからない!」とお嘆きのあなた!
パナソニックのFAQに載っている「ナニワ製作所」のメールアドレスに蛇口の写真を送るだけでどの分岐水栓が適合するか教えてくれますよ!
僕の場合は営業時間内にメールしたからか、わずか3分で回答が来ました!すご!
うちの蛇口(タブチ製の台付きツーハンドル水栓 )に適合するのは、ナニワ製であればCB-E7の分岐水栓だということを教えてもらえました。
ちなみに分岐水栓を作っている会社は他にもあり、僕はサンエイ製のPB585-13にしました。(ナニワ製CB-E7と同等品)
ナニワさん、問い合わせだけして買わなくてごめんね。
分岐水栓の取り付けは意外と難しくない
分岐水栓の取り付けはメーターボックス下方にある水道の元栓を止めて、youtubeの動画を見ながらやれば難なくできました。
他の食洗機導入者の様子を見ていると、ツーハンドル水栓は分岐水栓の取り付けが比較的容易で、シングルレバー混合水栓は固着しやすいようで、専用の工具(高くない)を買わないと分岐水栓の取り付けが比較的大変なようです。
給水ホースは届くの?
次に直線距離で1.6m、道のりで3.5mという蛇口からプチ洗機までの距離はパナソニック純正の給水ホース(4m) ANP1251-7245で解決。給水は水圧がかかるのでアップダウンしても無問題。
これで給水の問題は解決。
次に排水の問題。
排水ホースは届くの?
プチ食洗の排水ポンプの性能上、あまりアップダウンさせてはいけないと説明書に書かれています。
設置場所はメタルラック下段の高さ40cmほどの場所。シンクへ排水することは不可能。
そこで僕はパナソニック純正の延長用排水ホース(1.4m)を買い足し、付属の排水ホース1mと合わせて2.4mの排水ホースとしました。
これにより、気候や天気が良い日はベランダの引き戸をすかしてホースを出してベランダへ排水することにしました。
大雨や暑い寒いで引き戸をすかしたくない時はお風呂場に排水しています。
お風呂場への排水には1つ問題があった
プチ食洗の標準コースの排水温度が70度なのに対し、お風呂場の床や配管の耐熱温度が低い場合だと60度とのことでした。そのまま流すと床や配管が熱で変形してしまうかも?
なので、お風呂場に排水する時は念の為に一旦たらいに貯めて冷ましてから流すようにしています。
排水量は9リットルとのことだったので、余裕を見て15リットルのたらい(オーエのArao! たらい 大)を買いました。
食洗機用洗剤はどれにするか?
5chで研究したところ、ランニングコストが
高価 タブレット>液体>粉末 安価
とのことだったので迷わず粉末洗剤の「キュキュット食洗機用クリア除菌 クエン酸オレンジオイル」を選びました。
2回目からは詰替え用のほうが安いですが、最初は箱と計量カップがほしかったので箱付きを買いました。
使い勝手も粉洗剤で十分ですし、溶け残りももちろんありません。
実際に使ってみた忖度なしの感想
やっぱり便利
食洗機を使うたびに買ってよかったと思うくらい便利です。
今まで「やらなきゃなー」と思いながらも何日もシンクに溜まってた洗い物たちがワンボタンで勝手に綺麗になってくれるのはクッソ便利。
やはりプログラマーたるもの、自動化できるものは自動化しないとですね。
手動で洗ってた時はお湯を使うのをケチると油汚れが十分取れず、洗った意味ないじゃんってこともありましたが、食洗機ならツルツル。
意外なメリットも
プチ食洗の中が食べ終わって汚れた食器の置き場になるのです!
一人暮らしなので1日1回食洗機を使うほどではないので、プチ食洗の中に汚れた食器を溜めていき、満杯になったら食洗機を作動させています。
なのでシンクがいつも空いてる状態なので、手洗い、うがい、料理、ハミガキをする時の無駄なストレスがなくなりました。
よくない点
1. 運転音
というのも我が家の場合、起きてる間の座ってる場所の真横1m以内に食洗機を置くしかなかったため、食洗機の騒音がモロに耳に入ります。
水がジャバジャバしてる音なので嫌な音ではないのですが、標準コースだと1時間まるまるその音を聞き続けるのはキツイです。
(キッチンや洗濯機上空などの居住スペースからドアを1枚挟んだ場所に設置するのでしたら、なにも問題のない音量だと思います。)
なので僕は食洗機を起動させて外出して、帰ってきたら洗い上がっているようにしています。
2.スピーディーコースは少し汚れが残る場合が多い
標準コースは約60分かかるところをスピーディーコースは半分以下の29分で洗い上がるので仕方がないことかもしれませんが、少し汚れや油っぽさが残ります。
なので時間がない緊急時にだけ、このコースは使ってます。
プチ食洗はどれくらいの食器が入るの?
普段一度に洗ってるものは下記のような感じ
・取っ手が外れない直径24cmのフライパン 1つ(意外と入るw)
・皿3枚
・金属のザル 1つ(フライパンの内側にセットすることで省スペース化)
・包丁2本
・主婦が考えた省スペース多機能まな板 2枚
・深皿大 1つ
・深皿中(お茶碗くらいの大きさ) 3つ
・箸4セット
・スプーン 2つ
・フォーク 1つ
・テーブルナイフ 1つ
僕はコップは使わないので洗ってませんがもちろん食洗機で洗えます。
水筒もサーモスの750mlのやつでも入ります。
でっかいボウルを入れるとかなりのスペースを専有してしまうので、食洗機を買ってからはあまりボウルを使わなくなりました。
アイラップっていう食材用のビニール袋で事足りることが多いですからね。アイラップなら使い捨てでOKですし。
乾燥機能は使ってる?
食洗機の扉を開けておけば割と早めに乾くので乾燥機能は使ってません。
最後のすすぎを高温のお湯でやってくれてるので乾きがいいみたいです。
まとめ
食器洗いが面倒だと感じたことがある人には食洗機はほんとおすすめです。
(料理中に洗い物も難なくやっちゃえる人にはあまりありがたみがないかもですが)
分岐水栓の取り付けを恐れて、毎回手動給水しないといけない食洗機を買っちゃう人も結構いると思うのですが、それだと食洗機導入のメリットがだいぶなくなっちゃいます。
手動で10リットル近くの水を食洗機に入れるのはかなり手間なので、買うなら自動給水式の食器洗い乾燥機がいいと思います!
今回かかったお金
食器洗い乾燥機 NP-TCR4(プチ食洗):48670円
分岐水栓 PB585-13:6550円
給水ホース(4m) ANP1251-7245:3520円
延長用排水ホース(1.4m) ANP2D-14:1430円
Arao! たらい 大:1831円
キュキュット食洗機用クリア除菌:468円